2016年2月29日月曜日

住宅・生活再建のための勉強会と相談会

2月27日(土)午後は2ヶ所で開催しました。

午後2:00~3:30 @高田高校第2グランド仮設住宅集会所
午後4:30~6:00 @第一中学校仮設住宅集会所    

午前中に引き続き、弁護士のみなさんは、在間弁護士、大沼弁護士、小林弁護士、二平弁護士の4名です。

高田高校第2グランド仮設
高田第一中仮設
最後の第一中学校仮設住宅では、このように多くの方に参加頂きました。
ますます、個々の悩みや相談が多種・多様で複雑化している現状です。
今回も勉強会・相談会への参加者の方々の、「正確な情報を得たい」という意識がとても高いと感じました。




こちらは、岩手弁護士会で発行している弁護士会NEWSです。
無料法律相談期間延長など貴重な情報も載っています。
   

復興庁で発行している【住まいの復興給付金制度】の説明です。
住宅再建に対する給付措置の重要なお知らせ、給付申請の流れ、消費税など重要な内容について掲載されています。






5年目の節目の3月11日が間もなくやってこようとしています。
それぞれの心にある思いが募り、いろいろ考えさせられる、そんな誰もがまた、”あの時の記憶”が甦ります。
住宅再建やそれ以外の悩みにも弁護士の方々が真摯に対応してくださいますので、是非お近くで開催の際には、ご参加くださいませ。
お待ちしております。

【次回開催予定】 3月9日(水)午後6:30~8:00 @下矢作教員住宅跡地仮設住宅集会所 

住宅・生活再建のための勉強会と相談会

2月27日(土)「いわて三陸ひまわり基金法律事務所」の在間文康弁護士による「住宅・生活再建のための勉強会・無料相談会」を市営住宅下和野団地集会所で開催しました。

本日は「岩手弁護士会」より、大沼宗範弁護士、小林洋介弁護士、仁平杏子弁護士の三人にお越しいただきました。
また、陸前高田市民生部市民環境課・派遣職員の河合さんもご参加下さいました。

市営住宅下和野団地での開催は初めてでしたが、弁護士の方々が、いつもの通り手分けしながら、一戸一戸巡回し、お声をかけていたただきました。
7階建てが2棟建っており、仮設住宅とは違った建物から感じる雰囲気など、異なる空気感が多分にありました。


はじめに、在間弁護士から
「相続でもめないために」
「詐欺被害に遭わないために」
「住宅の再建のために」
をテーマに”紙芝居” を使用しながら、丁寧に分かりやすく説明をしていただいています。


こちらは、「サザエさんの家系図」を用いた相続の説明です。


そして、今回、なんと初の試み!
弁護士の方々が、「詐欺被害」をテーマに、実際にそれぞれの役を分担しながら演じてくださいました。
参加者の方々に、より分かりやすく情報が伝わってとても好評でした。
私たちの地域でも他人事ではないので、とてもいい機会だったと思います。
【詐欺被害】に合わないために、普段から意識を持ちながら、家族や地域のみんなで防いでいくことが大切ですね。




親身になってお話を聞いて下さっています。
お茶を飲みながら、隣に座っての相談(お話し)なので、普段、疑問に思っていることなど、なんでもも聞きやすい雰囲気です。

普段、弁護士の方とこのように”顔と顔”が近い距離での相談はなかなか出来ないので、参加者のみなさんも、話しやすい雰囲気のなかで、気負わずにいろんな事が聞けます。
それがとても嬉しいですね。

高台造成が完了した後、住居を再建し、そちらへ移る予定の方もいらっしゃいました。
仮設住宅とも違う、新たなコミュニティ作りも重要な課題となっていることをつくづく感じました。

2016年2月25日木曜日

ころ柿・順調にできています。

作秋、始めて『ころ柿』作りにチャレンジしてみました。


直接お日さまに乾かすと、どんどん甘くおいしくなるそうですが、当団体には雨が当たらないで吊るす場所がないため、”悪戦苦闘”しています。

自宅に持ち帰って物干し竿にブラブラ吊るしたり・・・・
(写真忘れちゃいました)

”良いもの”を作るには、色々と工夫が必要なようです。
それと、今年は暖冬の影響で寒暖差が少ないため、出来上がる前にダメになってしまうようです。

仮設の方々や、先輩方にアドバイスをいただきながら、「おいしくなぁ~れ」と願いを込めて見守っています。
『法律相談』や『おしゃべりサロン』で、参加者のみなさんにお出しできるといいなと、わたしたちも、”ワクワク”しながら完成を待っています♡

2016年2月24日水曜日

ご支援頂きました。

陸前高田市役所を通じてご支援のご連絡を頂いておりました、神奈川県の矢野さまから「着物」と「生地」をご支援いただきました。
改めて感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。






こちらが、矢野さまからご支援いただいた着物の生地です。

開封してみて、このように沢山の素敵な着物や生地が入っていました。
一枚一枚にいろんな思い出がつまった大切なお品をいただき、その思いをしっかり受け止めながら、今後の活動役立たせていきたいと思っています。

当団体では『和服リメイク講習会』を開催することにより、参加者のみなさんの「ものづくり」「生きがいつくり」の場を作りながら、人と人とのつながりを広げて、いろんな地域の方々を巻き込んで継続していけるよう頑張っていきたいと考えています。

これから、矢野さまの着物を再利用し、命を吹き込み、生まれ変わった作品を発信していきたいと思います。

完成しましたら、またブログ等でお知らせしたいと思いますので、みなさんお楽しみに。

2016年2月18日木曜日

『健康・栄養セミナー』~第2部・健康講話会~

【健康講話会】と題して、日本矯体療術師協会・佐藤きみえさんによる講演が行われ、ロコモ体操を取り入れながら、健康のお話などを伺いました。

佐藤きみえさんは、陸前高田市横田町の舞出(ご自宅)で整体院を開業していらっしゃいます。


こちらは、佐々木整形外科麻酔科クリニック院長でいらっしゃいます、佐々木信之先生監修のプログラムです。
今日はこちらを使って、佐藤きみえさんにご指導いただきました。


その場で、簡単に楽しくできる運動を紹介していただきながら、実際にやってみました。


これは、机があれば、すぐにその場できる運動の1つです。
テレビを見ながらでも出来ますね。


音楽に合わせて、手や足を使ってバランスを取りながら楽しく体操します。
すぐに覚えられるし、とっても簡単でした。
参加者のみなさんは、背筋が伸びて、ふら付きがないのが凄いですよね。

お若くて”あっぱれ”です!


ひざを曲げながら、手を伸ばしたりとスクワットをしたり、無理しないで楽しめるようご指導いただきました。
”筋力低下”を防ぐためにも、是非お試しくださいね。



普段使わない筋肉や関節を動かしたり、縮こまりがちな腕や首・体を伸ばしながら、ポイントをご指導いただき、とても刺激になりました。

日々食事に気を付け、運動習慣を身に付けて、いつまでも【健康で元気に長生きする】ために継続していくことが大切だと改めて感じました。


最後に、参加者のみなさんで揃って片足を上げてのポージングです!

『健康・栄養セミナー』 ~第1部・料理教室~

2月17日(水)味の素グループさんとの協働による料理教室を開催しました。
今回は、横田町コミュニティセンターにお邪魔しました。

~・今月のメニュー~・~・~・
 ★ザーサイきつねごはん
 ★たっぷり野菜のスープ餃子
 ★鶏ささ身のごま酢和え
~・~・~・~・~・~・~・~・




毎回恒例の”煮沸消毒”の作業からスタートします。


料理教室で使用するワンプレートタイプの器です。
軽くて、ご飯やおかずを一緒に分けられる優れものです。
そして、片付けも簡単なのがとっても嬉しいですね!


本日の食材です。
身近にあるトマトやチンゲン菜などの緑黄色野菜を使って、心も体も温まるメニューを作ります。


まず、味の素グループの藤田さんによる栄養と健康のお話です。
一日に必要な野菜の量は、350~400gということですが、みなさんは、意識して摂っていますか?
今日のメニューでは、3品で150g程度の野菜がとれます。


包丁を使用し数人での作業の為、取り扱いなどの注意事項の確認作業です。


★鶏ささ身のごま酢和えの下準備です。
鶏のささ身は、お酒をふり、レンジで加熱します。
簡単に出来るのが嬉しいですね。


きゅうりは、薄切りにし「味の素」をふりかけ、ビニール袋の中で軽くもみます。
きゅうりは適度な薄切り(?)にできるかとっても緊張しました。


ご飯が炊き上がりました。
味の素の高橋さんは、熟練なので、炊き上がりもばっちりです!


油揚げは、めんつゆをからめ、カリッとするまで炒めます。
とってもいい香りがしてきました。


今が旬のおいしいワカメを食して、”ワカメパワー”で体をますます元気にしてくださいね!


たっぷり野菜のスープ餃子に入れる野菜の下準備です。
左のボールに入って入る方は、炒める方のチンゲン菜の芯の部分ともやしです。


野菜は、一日量を”生”で摂るとかなりの量を摂らなければならないようです。
このボールの山盛り分が今日の野菜スープに入ります。


冷凍餃子とトマトやチンゲン采の葉を入れ、軽く煮込んで出来上がりです。
彩りも良く、心も体もポカポカ温まりそうですね。


配膳作業です。


完成~野菜たっぷりのメニューでおいしそうですね!


今回も大好評で、和気あいあいと会話をしながらの”相乗効果”で食も進み、なんとごはんもスープ餃子もお代わりしました。

このように「顔」を合わせながら、一緒に食べることの大切さを改めて感じました。


食後は、AGFさん提供のお茶を飲みながら、「普段の自宅でのこと」や、「健康に気を使っていること」、「若さの秘訣」など、バラエティに跳んだお話で、大いに盛り上がりました。
そして、「介護」のお話などは、参考になることが沢山ありました。
健康で在り続けることが大切なんですね。。。

みなさんそれぞれお忙しいので、同じ地域に住んでいても、こういう機会がなければ一緒にお話する機会も難しい状況にあります。
仮設にお住まいの方のみならず、地域に住んでいる方々との交流を通して、コミュニティの輪が広がっていけるよう、今後もみなさんと楽しめる場を作っていきたいと考えています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

【第2部】健康講話会に続く・・・・・


2016年2月2日火曜日

「ししゅう高田松原プロジェクト」へ出品する作品をお預かりしました。

寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。


きのう、「みんなのたかたもの」ししゅう高田松原プロジェクトのワークショップに参加された方が、完成した作品をわざわざ当事務所に届けてくださいました。


「みんなのたからもの」ししゅう高田松原プロジェクトとは、フリー刺繍作家・天野寛子先生の手芸を通じた支援活動と東日本大震災を題材とした作品との出会いにより、市内で活動する団体・市民有志が中心となってはじまりました。 【プロジェクトチラシより引用】


モチーフは【高田松原】というテーマ。

細やかな模様に切った生地に”ししゅう”を施し、さらにステッチを組み合わせながら、針と糸で高田松原の風景を描いていきます。

在りし日の”一本松”や”高田松原”の風景が思い出される、まさしく『みんなのたからもの』の作品に仕上がっています。

ひと針ひと針、それぞれの思いを込めて丁寧に縫ってあり、色使いも鮮やかで印象深く、
『それぞれの心にある高田松原の風景は、確かに輝いていた』と強く感じることができます。

今後、これらの作品を繋ぎ合わせ、作品展が市外でも予定されているようですので、是非近隣の方は足を運んで「素敵な松原」の世界を味わってみてはいかがでしょうか♡