2016年12月27日火曜日

和服リメイクサロン

クリスマスも終わり、いよいよ今年最後の和服リメイクサロンになりました。


今日も参加者の方々から、手作りで素材の良さが生きている絶品スイーツの差し入れを頂きました♡
左側がころ柿、右側がサツマイモで、とってもおいしくてレシピまで教えていただきました。


そして、こんなにかわいいお人形さんがたくさん完成したという事で、見せて頂きました。
色とりどりの作品で、センスの良さが光りますね。




来年も「物づくり」の魅力に惹きつけられ、和服リメイクにも取り組んでいるみなさんを継続して応援していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
来年は酉年。大いに羽ばたいていきたいと思います。

2016年12月22日木曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

今年最後のサロン活動を、反省会も含めて事務所で開催しました。
最近好評の非常食+おでんを取り入れて試食してみました。
非常食用ごはんは、お湯を入れて待つこと15分、出来上がりはこのような感じで、おいしいと大変好評です。






サロン活動で思う事は、「人を集める」ということはせっかく来てもらうのであるからこそ、開催する側としての責任があるし、それに答えていかなければならないということ。

そこに参加する住民が『何』を求めてくるのか。

それはまさしく、それぞれにとってプラスになる”情報”であり、一人ひとり違うということ。

今後、個々のニーズを網羅した有益な情報を、どの様に提供していくかも重要課題になってきています。

また、一人ひとりの置かれている環境の変化は東日本大震災後に更に増幅しています。
以前は近所同士顔見知りで、お互いに見守り合いながら生活してきたことが、気軽に”挨拶”することすら薄れて、人と人との関わりを避けているようにも感じれられます。
今一度関係性を見直し、先ずは自分たちの隣近所を見回ったりなど、自分の身近でそれぞれ出来ることから、心を配って見ませんか?

和服リメイク講習会【12カ月コース】

12月20日(火)和服リメイク講習会《12カ月コース》を陸前高田レインボーハウスさんで開催しました。


施設の中はクリスマスバージョンになっていましたよ。
この時期は、みんなが幸せの気分になりますね。


今年最後の「和服リメイク講習会」になりました。
講師の畠山泰子先生に感謝しながら、本日もしっかりとした目標を持ってどんどん進めていく意気込みです。
作りたい作品もかなり多種多様で、レベルも更に上がってきています。


こちらの方は、『刺し子』を行っています。
かなり細かく丁寧な針目に驚きました。
この作業はかなりの根気が必要ですが、「好きだからできる」とみなさんおっしゃいます。
納得です!


次々に新しい作品作りに取り組んでいらっしゃいます。
自分にあった型紙があるから出来上がりもジャストサイズになり、応用も可能です。

受講生の方同士で型紙を写しあったりと、そこにも益々交流が生まれています。


ちょっと素敵な生地をご紹介しますネ。
左はカトレアのお花の模様が入った生地で、ジャケットを製作する予定とのことです。
和に洋のテイストが入った生地ですね。
右は、模様の様に見えますが、実は全部糸を刺した生地です。
縫い目が揃っていて本当にお見事です。
どんな作品をイメージしているか、ちょっと気になります。


こちらの方は、いつもお元気で意欲的な方です。




恒例の”ランチタイム”です。
お弁当を食べながら、いろんなお話が聞かれます。
みなさん、野菜作りや陶芸、油絵など多趣味なんですよ。
日々の時間を調整して、楽しみながら「リメイク作品作り」にも取り組んでいます。
そして、今日も手作りのおいしい漬物も頂きました。
ごちそうさまです。


受講生の方は、自分の作りたいものをしっかり伝えながら、先生にご指導していただきます。
他の方々も、周りに集まって、アドバイスに耳を傾けながらお互いに学んでいます。


ここでは、床を使って大きく生地を広げながら作業を進めていました。



本日出来上がった作品を見せていただきました。
裏地も付けて、完成度も高い素敵な作品になっています。
技術もレベルアップしていますね。
こちらの製作者の方は、実は80歳を過ぎていらっしゃるんですよ~!


先生も時間ぎりぎりまでご指導してくださいますので、とてもお忙しいそうです。
でも、受講生の方々の”熱意”と”笑顔”と”完成していく作品”を見ながら、とっても嬉しそうです。


本日も本当に充実した『和服リメイク講習会』でした。
より完成度の高い作品を目指して作業している姿は、「学びの場」として更に中身の濃いものとなりました。
また、受講生同士、相手の事にも関心を寄せながら、時には笑ったり教え合ったりといい関係性も出来上がり、馴染んでる感じがとてもいいムードになってきていて、居心地も最高です。
今後もお互いに刺激し合いながら、受講者全員で更なる技術向上を目指していきます。

お待たせしております市内でのファッションショー開催ですが、来年度になる予定です。
その時は、陸前高田広報、新聞などでお知らせいたしますので是非お楽しみに!

【次回開催予定】 1月17日(火) @陸前高田レインボーハウス 10:00~15:00

2016年12月21日水曜日

素敵な夜景にうっとり。

とある日の帰り道、余りに綺麗なので、ちょっと立ち止まって眺めてみました。
こちらは、農面道にある「辻ヶ花興産」さんの事務所です♡
色とりどりのイルミネーションが輝いて、通行人の目を楽しませてくれています。
そこだけ”別世界”が広がっていて、とっても幸せな気分にしてくれます。




みなさんにも素敵なクリスマスがやってくるといいですね。
プレゼントも。。。。。

2016年12月20日火曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

12月19日(月)西風道仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。
多くの方々に集まって頂き、賑やかにスタートです。




サロンでは、五目ご飯やパンの缶詰などの試食を行っていますが、なかには【非常食】を初めて食べた方もいらして、とても興味をもって下さいました。
東日本大震災の体験談を聞いたり、今後の防災意識を高めるためのきっかけ作りにもなっていたりと、震災を「風化」させないための一つの方法にもなります。
またいろんな意味で、”心を開放する場””情報共有できる場”にもなっています。
それぞれの思いをじっくりと語ることができる雰囲気もいいですよね。




今回は、生協さんのスタッフ方々も”お茶っこ会”を開催した後に、このサロン活動にもご参加頂きました。
一緒に試食もしていただき本当にありがとうございました。
生協さんも、仮設にお住まいの方たちのために、いろんな活動をされています。
今後、更に住宅・生活の再建が進み、仮設の方々を取り巻く状況も刻一刻と変化していきます。
困っている事や、心の負担になっている事など、私たちなりに何かできる事を見出しながら一緒に考えていきたいと思っています。
ちょっとの事で滞っていたものが動き出したり、いい方向に流れていったりと、そんなきっかけになれるといいと感じています。
”みなさんの心の声”に耳を傾けながら、寄り添って今後も活動をしていけるよう頑張りますので、今後もよろしくお願い致します。

2016年12月16日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

12月16日(金)住田町・本町団地仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。
昨日に続き、住田方面でのサロン活動です。
みなさん、楽しみに待っていて下さることを期待しながら今日も頑張ります。


こちらも、住田町ご自慢の一戸建ての木造仮設住宅で、プライバシーも守られ木の優しいぬくもりが感じられる素敵な仮設住宅です。
住民さんにも大好評で、”住み心地”がとてもいいそうです。


こちらの方々は、現在新聞等でも話題になっている「陸前高田市役所新庁舎建設地」の問題に関心をお持ちでした。
今後もしっかり見守っていくという、市民としての意識が高いと感じました。
また、自宅再建中のご夫婦同士、その話題で大いに盛り上がりました。
待ち望んでいる住宅が早く完成し、入居できるように願っています。
みなさんいろんなことに関心をお持ちで、今日も中身の濃いサロン活動になり私たちもお伺いした甲斐がありました。
寒さが厳しくなりましたので、どうぞお元気でお過ごし下さいね。

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

12月15日(木)、住田町中上団地仮設住宅集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。
この活動では、初めて住田町内の仮設住宅でのサロン活動になりました。
住田町の仮設は、被災者のために敢えて優しい木造に拘った作りになっています。
3カ所あった仮設住宅ですが、現在はこちらの中上団地と本町団地の2カ所のみとなり、火石仮設住宅はなくなり、既に有効活用のために一般に払い下げしています。


この様に、木目が温かく木の香りも漂う、優しい『木造仮設住宅』です。
住民さんの評判もとても良く、実際の住み心地なども教えていただきました。
こたつを囲んで、”ぬくぬくのサロン活動”になりました。


こちらの方々は、震災前は陸前高田市の今泉や長砂に住んでいたそうで、同じ陸前高田から行った私たちをとても喜んで歓迎してくださいました。
今日の話題は、震災時のことや現在の住田町長さんの進退問題といろいろでした。
悲惨なあの時の状況もじっくりとお話ししてて下さいました。

また、今泉に住んでいたという方から、お土産にしじみで作った和小物を頂きました。
これがとってもかわいいんですよ。
さっそく、車の鍵に付けました。
本当にありがとうございました。



和服リメイクサロン

もう今年も12月の中旬になり、残すところ後わずかになりましたが、やり残したことはありませんか?
まだまだ間に合いますので、ラストスパートをかけて頑張ってくださいね。
さて、こちらは和服リメイクサロン・事務所での作業になります。


今日は、頂いた着物の糸を解く作業を着々と進めています。
ご支援で頂いた着物の糸をほどいて、洗濯をして乾かし、アイロンを掛けるといった、事前の”解き作業”があります。
時間を見つけては、リッパーという道具を使用して、きれいに糸を解きながら、慎重且つ丁寧に行っています。
かなり地道な作業のため、根気良さが求められていて、途中で穴を空けたり、切ったりしないように、ひたすら着物と向き合いながら行っています。
この作業にも、如何にスピーディに効率良くするための、『熟練の技』が活かされています。

この生地を使って、また素敵な【リメイク作品】が生まれていくのを、楽しみにしています。

2016年12月15日木曜日

住宅・生活再建のための勉強会と相談会

12月14日(水)の法律サロンは、上壺地区民有地仮設住宅集会所で開催しました。

今日は、土地区画整理事業の換地の中で、従前地の面積と換地後の面積が異なる【源歩】についての疑問や、自分の山から伐採した木材を使用した場合には補助金が適用されるかなど、現況に副った質問が出されていました。

このサロン活動は、テーブルを囲みお茶を飲みながら、気楽にお話しできる雰囲気のなかから何気ない会話が生まれ、参加者と弁護士の方との距離もグッと近づきます。
今後も継続して、みなさんの仮設住宅にお邪魔していく予定ですので、広くご参加をお待ちしています。
住宅再建のみならず、悩み事、困り事、相続などどんなことでも聞いてみて下さいね。

【次回開催予定】 
1月14日(土) 
@下壺地区民有地仮設住宅  午前10:30~12:00
@打越地区民有地仮設住宅  午後 2:00~3:30     
@矢作小学校仮設住宅     午後 4:30~6:00


2016年12月14日水曜日

お詫びとお知らせ。

先日お知らせしました「男の料理教室」ですが、大変申し訳ございませんが、諸事情によりお休みとさせていただきました。

1月からは通常通り開催していきますので、今後ともよろしくお願い致します。





2016年12月12日月曜日

和服リメイク講習会【6カ月コース+α】

12月9日(金)和服リメイク講習会を、陸前高田レインボーハウスで開催しました。


12月になり『クリスマス』も近づき、キラキラのツリーが出迎えてくれました。
そういえば、街は赤や青のイルミネーションで綺麗に飾られ、大人も子どもも楽しめる季節ですね。早いもので、今年も残り数週間になりました。


ツリーをバックに、小赤澤先生の挨拶からスターです。


前回、製作途中だったポシェットが完成したという事で、お持ち頂きました。
こちらは、お孫さんへのプレゼントにと作ったそうです。
とってもかわいいお花のポイントが付いて、素敵ですよね。


今回は、”エプロン”に挑戦してみました。
その他に、それぞれ自由に作りたいものについても、個別にご指導もいただきました。


自分のサイズに置き換えなければいけいので、しっかりと聞き洩らさないようにしています。




一通り説明が終わると、テーブルに戻りどんどん作業を進めていきます。


”超楽しいランチ”タイムでーす。


先生のお話は本当に楽しいです。
昨夜、同級生のご友人宅に宿泊してきたお話しなど、なめらかな口調の”話術”でみなさんを魅了してくださいます。




恒例の小赤澤先生のファッションショーの時間です。
今回もこだわりの作品をご披露下さいました。
首に巻いた”スヌード”は、帯揚げをリメイクしたそうです。
オレンジ色が効いてカッコいいですね。
同時に作り方も教えて下さり、この話題は毎回お楽しみの一つです。


午後の部がスタートです。
「エプロン」の進行具合もいい感じで、各テーブルを回りながら質問を受けています。


こちらの方々は、それぞれ作りたいものを先生にご指導いただきました。
細かい部分のチェックをしている様子ですね。
その方にあったサイズに作れるよう、念入りに調整していました。


”型紙”がないからこそ自由自在に対応できると、小赤澤先生は仰っていました。


今回先生から語られたことは、「死ぬまで生きる」というメッセージです。
ここから感じられる人生観は、本当に感慨深いものがありますね。
「何があってもしっかり生きていく」というポジティブな生き方は、先生ご自身の人生経験と受講生のみなさんを応援する厚い思いも込められていると感じました。
また,前回同様に新しい受講生の方も含め、「本当に参加して良かった」「ものづくりはおもしろい」という賞賛の声が聞かれました。
みなさんの生き生きと楽しんでいる空気感がひしひしと伝わってきて、私たちも一緒に味わうことができました。

これからも、みなさんの”やる気”を応援していきます。