2016年9月16日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業

9月15日(木)三日市工業団地仮設住宅・駐車場において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。

こちらの仮設住宅では、以前別の活動でお伺いした際の楽しいエピソードが思い出され、感慨深い思いがありました。
みなさんにお会いするのが楽しみです。


ちょうど今日は、”中秋の名月”です。
お世話になっているTさんに、萩やススキを飾って頂きました。
花瓶の代わりに、ペットボトルにアルミを巻きつけていましたョ。
如何ですか? 雰囲気出てますよね~
お陰さまで、十五夜を楽しみながら開催する事ができました。


萩より○○です。




お酒の試飲や非常食の試食などを利用しながらですので、みなさん興味深々で作業準備を見つめています。


ちょっと、ここでご紹介です。
キッチンカーの内部はこんな感じになっています。
必要なものは全てセットされていて、みなさんのお声を伺いながら対応可能な範囲で取り入れています。




日が落ちて、段々薄暗くなってきたら、更にお話が盛り上がってきました。
こちらの仮設では、3月31日に一度お別れ会を開催し、みなさんで今までの思い出を語りあったそうです。


非常食用のご飯や缶詰などを試食しています。
お気に入りの一品を見つけるとともに、非常食の備蓄の意識を高めるいい機会ですね。


大きくきれいなお月様が闇夜に光り輝いて、とても風情のある夜になりました。
「はまかだサロン」を開催するには絶好の夜ですね。
今日は、とても運がいい日です!


またまたTさんより、本日の差し入れに、ブドウ・栗・さつまいもを頂きました。
秋の味覚が勢揃いです。
みなさんのお心遣いが本当に嬉しかったです。
ごちそうさまです!


誰とはなく、「十五夜お月さん」の歌♪が始まり、参加者のみなさんが一緒に声を合わせて歌いました。
夕闇に歌声が響いて、とても気持ちよく賑やかな雰囲気になりました。
こんな夜も味わいがあり素敵ですね。

震災から5年8カ月が経って、どの仮設住宅にお住まいの方々も、さまざま複雑な悩みを抱えて生活されています。
なかには、引越しの予定があるにも関わらず、未だ市役所からの説明がなく不安を募らせている方もおります。
その悩みはなかなか声に出せないものもあり、心の負担になってきています。
この活動でお伺いすることにより、みなさんに様々な情報を提供し、少しでも不安解消の糸口を見出せるようにできればと思っています。
また、いろんな方々との交流により、『心の扉』を開くきっかけとなれる、そういう場として提供していきたいです。
心を開放することによりぐっと距離感が縮まり、そこに安心感が生まれます。
仲良く頑張ってきた同じ仮設の仲間だからこそ、分かち合える思いがあるのだと深く感じました。

いろんなことあっても負けないで、前を向いて進んでいって下さいね。 
わたしたちも応援しています。

【次回開催予定】 9月16日@市営住宅西下団地駐車場 午後5:00~7:00