2017年3月3日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

広田小学校仮設住宅において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。
住宅再建された方も多く、入居者の方もかなり減少していて、再建が進んでいると言う事ですね。
こちらでお話を伺った自治会長さんは「何れこの地を離れる予定になっており、先ずは行動することが大切である。仕事は行ってから決める。」と、ご夫婦で決断したそうです。前向きに行動に移すことを考えている姿が、とても印象的でした。




東日本大震災後、半年から一年がホントに長く感じられたと、その当時の思いを話して下さいました。
自治会長という立場から、いろんなご苦労があったと推察されます。
その中でも、無理にコミュニティを形成するための働き掛けは、必要ないと仰っていました。
いろんな地域から入居されていた方が多い中、むしろ一定の距離があった方が、実際にスムーズにいったという事も経験からわかったそうです。
但し、それぞれの「はけ口」は必要なので、それをどうコミュニティ作りに繋げて行くかが難題と感じているようです。
支援が決して押し付けであってはならないし、コミュニティ形成の場に興味や価値がなければ人は入っていかないと感じさせられました。
個々の関わり方を模索しながら自発的に参加したいと思えるような機会を生み出せるといいですね。
きっとヒントが有るはずです。
このサロン活動もそんな一つのきっかけとして開催しております。