まぁむたかたの荻原です。
2月23日(土)は、矢作小学校仮設住宅と矢作中学校仮設住宅、24日(日)は小友町の財当仮設住宅で「住宅・生活再建のための勉強会」を開催しました。
23日は岩田俊介弁護士(岩手)、畠山将樹弁護士(岩手)、そして鳴石の、いわて三陸ひまわり基金法律事務所の在間弁護士の3名で巡回訪問いたしました 。
また今日は、 先月から岩手県庁に任期付き公務員として着任された菊池優太先生 にもお手伝いいただきました。
こちらが岩手県庁に着任された菊池優太先生です。 皆さんの声が、ますます県に届きやすくなりましたね。 |
24日は、岩手県弁護士会から瀧上先生、望月先生、そして宮城県から土佐先生と鈴木先生にもお越しいただきました。
今回もやはり申請期限が短すぎるため、自分が将来家を建てられるまでに申請期限が切れてしまわないかといった不安の声がありました。
所有している高台の山林に自力で高台移転をしたいと考えているが、山林の木を伐採した後の切り株の処理に数百万円の処理費用がかかると言われた。また、宅地造成の際の土の処分にも費用がかかるようで、これらの費用を少なくすませる方法はないのか。土を市街地のかさ上げの際に使ってもらえないか、などといった高台移転に関する質問が最近は多くなってきました。
また、生活環境の変化や将来への不安から、うつ状態になったり、精神的に追い詰められていたりする人が多くなってきている。そのつらさや悲しみを他の入居者に話すことはなかなか憚られていて、心の中にため込んでいる人が多い。自分自身も他人に話すことが出来ずにいる。全く関係ない人に話を聞いてもらえば、少しは気がまぎれる部分もあるが、そのような機会がなかなかない、といったお話がありました。
同じ体験をした者同士がわかり合えること、またその反対に、外部の人に話すことで軽くなること、
その時々でも違ってきますよね。
私は地元横田町出身・在住で、地元の私だからできる事もありますが、外部の方だからこそできる事もたくさんあります。まだまだ皆さんのお力をお借りしながら活動を続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。