2016年9月12日月曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業

9月9日(金)上長部地区民有地仮設住宅・駐車場において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事を開催しました。


秋になり、蚊がちらほら飛んでくるので、その対策もばっちり行っています。




自治会長さんより、机をお借りしていよいよスタートです。
2人の子供さんも参加して、元気な雰囲気で始まりました。
これから何をやるのか、キラキラしたお顔でスタッフの作業をじっと見つめています。後から、おばあちゃんたちもやってきて、大いに盛り上げて頂きました。


秋になって、日暮れもかなり早くなり、さらにお話も深まります。
こちらの仮設にお伺いして驚いたのは被災当時の状況です。
震災当時は、ライフラインが止まり、停電が長期化しガソリンも無い状況でしたので、補助電源を使用する生活を余儀なくされていました。
しかし、こちらの仮設では食料等の支援物資もなく、とても厳しい状況だったそうです。
みなさんのご苦労がひしひしと感じられました。
多数の避難所や仮設がありましたが、改めて、支援にも格差が生じていたと気付かされました。
いろんな団体さんが、支援で各仮設住宅を回っていたにも拘らず、こちらの仮設住宅では、今回が初めてのイベントということで、みなさんとても快く迎え入れていただき、大変喜んでくださいました。


子供さんも楽しんで頂けたようです。

こちらの上長部地区仮設住宅は、災害公営住宅完成に伴い、来年3月で撤去予定になっているそうで、2月28日で引越しを迫られている厳しい現状です。
引越しにもそれなりの費用がかかりますし、まだまだ寄り添っていくことが大切だと思っています。


【次回開催予定】 9月15日 @三日市工業団地仮設住宅 午後5時~7時

和服リメイクサロン・事務所

事務所での和服リメイクサロンの様子です。


前回、取り組んでいたチュニックが完成しました。
爽やかな生地とデザインが素敵ですね。
ちょっと、試着させていただきましたが、とても軽くて着心地抜群でした。
とてもおしゃれに仕上がり、ボトムスにガウチョパンツなど合わせても、いいですね。


今回また新たに製作する作品は、このようにたくさんの型紙の中から、自分が作りたいパターンを選んで、写し取る作業からすすめています。
複雑極まりないこの線から、必要な線だけを見分ける作業は、とても根気の要る作業ですが、これにチャレンジしていくこの意気込みには、ホント感心させられます。


とても真剣で、なにより楽しそうに作業しているのが、素敵ですよね。




進捗状況はまた後日♪

おいしさと夢をお届する「パン・アキモト」さまより

近年、地震や水害などの自然災害が多く発生しており、何れ起こりうる南海トラフ地震など防災の重要性が叫ばれている現在、私たちも東日本大震災という、想像を遥かに超えた地震を経験し、日頃の防災意識と非常食の備えの大切さを改めて学びました。
自分だけではなく、家族や周りの人たちと共に生き抜くためには、常時、1週間程度の備えをしておくことが必要です。

そして今回、その非常食の1つとして、パン・アキモトさまとアンバサダー契約を交わし、「安心・安全でおいしい」缶入りパンを本格的にみなさまにご紹介しながら、非常食の大切さを広めていこうと考えております。
備蓄しておいたけれど、実際に食べてみたらちょっと・・・なんてことにならないように、試食をしながら、食べておいしいものを家族で相談しながら、揃えておきたいですね。




こちらの、備蓄食シリーズ『PANCAN』は、長期保存が可能な”やわらかい”防災備蓄パンです。
3年経っても焼きたてのおいしさ!をキャッチフレーズに、子どもさんやおじいちゃん・おばちゃんにもおいしく食べられる味になっています。
いろんな味があり、家族で楽しみながら選ぶことができます。


缶詰パンのラベルには、災害用伝言ダイヤルの表示など、緊急時にすぐに対応できるよう細やかな心配りが施されています。


こちらの缶詰パンは、世界の飢餓対策支援活動の一環として、世界にパンを届けよう・『救缶鳥』プロジェクトです。
このパンの缶詰を非常食として備えることにより、世界の飢餓救済の活動に参加できるというプロジェクトです。

ニュース等でも随時流されていますが、台風10号豪雨の深刻な被害で、被災された岩泉町や久慈市などの県内・北海道のみなさまには、本当に辛く厳しい状況にいらっしゃると思います。
道路が寸断され、いまだ孤立している集落や安否不明なご家族もいらっしゃり、救助活動も必死で行われております。
また、農業の被害も深刻で、大切に育てた野菜、果物、乳牛など損害は計り知れません。
涙ながらにお話されている姿を見ると本当に心が痛みますよね。

当団体も、今後も被災地の経験を活かしながら、新たなことにも取り組んでいきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。

2016年9月9日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業

9月8日(木)相川地区民有地仮設住宅において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業を開催しました。

本日も雨のため、集会所をお借りして開催することになりました。

画像が無くてすみません。。。

実は、住民さんより、手作りの美味しい漬物をいただきました。
珍しいゴーやの漬物もあり、更に賑わいました。
やはり、この地域は漬物が無くては始まらないなぁと実感しました。

今回もいつものように、参加者同士いろんなお話しがでました。
特に、住宅・生活再建においては、まだまだ抱えている問題点など、内容は厳しいものが多いのが現状です。
是非このサロン活動から、何か解決の糸口が見つかって頂けると嬉しいです。

私たちは市役所内の通路に置いてある、様々なチラシやパンフレットなども持参しながら、みなさまに新しい情報を提供できるよう工夫しております。

しかし、文字より言葉で伝える、聞き合う、話し合うという、みんなでやり取りする話を耳にしながら情報を得ることの方が多いようです。
私たちも、みなさまに多くの情報を提供できるよう、これからも頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いたします。





2016年9月6日火曜日

和服リメイクサロン・事務所

9月5日(月)事務所内での和服リメイクサロンの様子です。

台風の影響なのか、またまた暑い日になりました。

本日は、ロックミシンの使い方を教えていただきたいとお出でくださった方がいました。
こちらの方も、とってもおしゃれなチュニックを製作されていました。


このロックミシンは高性能な上に、糸くずなどを捨てられる前ポケットもあり、とても使い勝手がいいんですよ。

襟ぐりの部分の仕上げにロックミシンを使用されたいとのことで、これから実際に使ってみます。


襟ぐりの縫製方法を確認し、頭にイメージを固めながら作業を開始します。


襟ぐりは緩やかなカーブもあり縫い方が難しい重要ポイントなので、慎重に作業を進めています。


こちらは、次回の作品に向けての前段の準備です。
和服の生地を洗って乾かし、アイロンを掛けています。
どんな作品に生まれ変わるか楽しみです。
黒地に素敵な模様が生える生地ですね。


来る10月2日、盛岡アイーナで着物リメイクファッションショーと同時に開催される【復興バザー】に出展する手芸小物作りも行っていただいています。
試作品も作りながら、より可愛い作品の完成を目指しています。

復興バザーも是非お楽しみに!

2016年9月5日月曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業

9月2日(金)旧矢作診療所跡地仮設住宅において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』によるコミュニティ形成事業を開催しました。

本日は台風の影響により、夕方から雨の予報のためお天気が心配でしたが、備品のチェックも終了し準備万端、元気にいざ出発です!


予報通り開始前から雨が降ってきたので、急遽集会所をお借りして開催しました。


自治会長さんや、仮設住民の方には、近隣の方にもお声を掛けて頂いたり、送迎などもして頂き大変お世話になりました。

非常食やパンの缶詰等を試食しながら、参加者の方々にいろんなお話を伺うことができました。
今回は農林水産省で発行している、緊急時に備えた「家庭用食料品備蓄ガイド」という資料を活用しながら、家庭での備蓄のチェックの必要性についても、学ぶ機会となりました。

また、東日本大震災当時を振り返り、混乱した状況の中での、長期に渡る厳しかった生活のお話しなども話題に上がりました。
【みなし仮設】には支援物資が届かなかったこと等、様々な仮設毎の格差があった状況を、改めてお聞きする事もできました。

5年半が経過し、色々な方々にお話しを聞くたびに、情報が錯綜して表面化していなかった事
”声”として聞こえてこなかったことなど、未だに驚かされることが多いです。

この事業の魅力は、被災した地元企業のお酒の試飲も行っていることで、とても大好評で男性の参加率がグッと上がっています。
そして、思わず本音も聞けてしまうのが”お酒の力”ですね。
今後もいろんな話題を提供しながら、老若男女問わず、心を開放できてみんなで交流できる楽しいサロン活動を展開していきたいと思います。
よろしくお願いします。

【次回開催予定】9月8日(木) @相川地区民有地仮設住宅・駐車場 午後5時~7時



和服リメイクサロン・事務所

まだまだ蒸し暑さが厳しい9月に入りましたが、なんとか過ごしております。
未だ台風10号の被害が酷い岩手県内や北海道地方では、早急な復旧が求められています。
ライフラインが戻り、被災された方々が早く元気になれるよう心より祈っております。

2日(金)、事務所での和服リメイクサロンの様子です。
こちらの方は現在チュニックを製作中ですが、いよいよ最後の仕上げに向かって作業を進めています。
チュニックは、デザイン豊富でとても動きやすく、またおしゃれな外出着としても身に付けられる優れもので、いろんな表情を持っているので、何着あってもいいですよね。

いよいよ、ロックミシンの登場です。
これまでは家庭用ミシンでの作業が主でしたが、細かい部分の仕上げにおいては、いよいよロックミシンの出番です。
ロックミシンは、布の端がほつれないように、裁ち目をかがりながら縫い合わせることができるミシンです。
近くで、作業を拝見させていただきましたが、本当に凄い機能を備えたミシンで感動しました。
上糸が4本セットされている本格的なミシンです。
それを使いこなしている、この方も素敵で、お歳を聞いてびっくり仰天です。
何にでもトライする姿勢が素晴らしいですね。






佐々木のり子さんは、製作者が自分でできることは自分で作業するよう見守りながら、分からないところはしっかりサポートするというスタンスを保っていて、個人のスキルを伸ばすように指導して下さいます。
身近にこういう方がいる安心感がいいですね。
みなさんの積極的に製作活動に取り組んでいる様子は、学ぶべき点が多々あります。
”創作の秋”、みなさんの”やる気度”もますますアップしてます!
次回もお楽しみに!