2016年12月5日月曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

12月2日(金)下矢作教員住宅跡地仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。




東日本大震災後の厳しい生活状況について、食料がなかったことやその辛かった当時の思いをいろいろ語ってくださいました。
また今泉地区高台移転は、平成31年度完成予定のために、未だ仮設での生活を余儀なくされています。
そのため、周りがどんどん再建されていくことによる「孤独感や不安感」が募っています。
自治会長さんとしての立場でのご苦労なども”お酒の試飲”を用いてのサロン活動により、とうとうと語って下さいました。
言葉では言い表せない、複雑な思いやご苦労があるのだと感じました。
月日が経過しても、あのとき刻まれた悲惨な思いは決して消えることはありません。
ただ、このようなサロン活動を通して、直接お顔を合わせてお話を伺うことで、少し打ち解けて分かり合えた気がしました。
厳しい状況でも必死に生きてきたからこそ、今があります。
私たちも、いろんな機会を利用しながら、タイムリーな『陸前高田の今』を発信していきたいと思っています。
必ず笑える日がやってくると強く心に思って、これからも一緒に頑張っていきましょうね。