2015年1月30日金曜日

女性のための防災リーダー養成講座(第7回)・・・(その4)

 その1
 その2
 その3 からの続きです

 平成27年1月21日(水)、女性のための防災リーダー養成講座の第7回目は、昨年12月から稼動した陸前高田市消防防災センターを会場に、新しい施設見学、施設を使っての煙体験・消火器体験、研修室をお借りしてワークショップを開催しました。


今回は、(その4)です。

煙体験・消火器体験を終え昼食をはさみ、「ワークショップ」に移ります。
ファシリテータは、岩手県立生涯学習推進センター社会教育主事である 三橋俊文 さんです。


ワークショップを始めるにあたり、時間・ルールを確認します。
三橋さんの自己紹介から始まりました。

一人30秒の時間で自己紹介をします。
 名前・好きなこと・所属
 これを言うのですが、なかなか言えない。30秒で切るので、言葉も途中です。それでもグループで自己紹介を済ませます。

「こんな陸前高田市にしたいな」というテーマで
○こんなことができたらいいな、
○自分たちが関わることができるのは?

を、それぞれの思いで記入します。


付箋にそれぞれの思いを載せます。


書いたことを、一人ひとり発表します。
 (最後まで聞く・否定しない)大事なことです。


発表した内容から、防災にこだわってグループ分けします。


今回の2グループの思いは、次回第8回で提言書につながっていきます。

次回は、1月28日水曜日 朝日のあたる家(陸前高田市米崎町神田)で10時から、イコールネット仙台 宗片恵美子 さんを迎えて 「提言をまとめる」~防災・減災をまちづくりに反映させる~

女性のための防災リーダー養成講座(第7回)・・・(その3)

 その1
 その2 からの続きです

年をあけた平成27年1月21日(水)、女性のための防災リーダー養成講座の第7回目は、昨年12月から稼動した陸前高田市消防防災センターを会場に、新しい施設見学、施設を使っての煙体験・消火器体験、研修室をお借りしてワークショップを開催しました。


今回は、(その3)です。

施設内見学を終わり、煙体験・消火器体験に移ります。

体験する前に、予備知識を教えていただきます。

陸前高田市では、初めての5階以上の高層住宅が「災害公営住宅」です。



高層階からの避難経路、消火活動、救命活動についてプロジェクターを使って研修しました。


そして、消火器の構造・特性を学習します。

炭酸ガス加圧式は、危険があり、消火器を家庭で準備するときは、家庭用を購入するようにと指導も受けました。
【煙体験の注意点】
 鼻と口にタオル/ハンカチで覆います。
 タオル/ハンカチが無いときは、長袖の肘のところに鼻・口をあて、煙が体内に入らないようにします。
 体制は低くくし、片手は壁を触りながら少しづつ移動します。

※今回は、張り切って煙をたいていただいたようで、姿勢を低くしても、何も見えませんでしたw

※訓練用の煙なので、害はありません。


煙体験の後は、【消火器体験】です。
消火器体験の器具を操作していただく方です。(ご苦労様です)
時々、消火器に入っている水をかぶることがあるとか・・・(更に、ご苦労様ですw)

②消火器を下に置いたまま、ピンを抜き、ホースをはずす。
③火にホースを向けて、レバーを握る。

①「火事だ~~~!!」と、周囲の人に知らせる。

これも大切なことです。


その4 に つづきます...

女性のための防災リーダー養成講座(第7回)・・・(その2)

 その1からの続きの記事です
年をあけた平成27年1月21日(水)、女性のための防災リーダー養成講座の第7回目は、昨年12月から稼動した陸前高田市消防防災センターを会場に、新しい施設見学、施設を使っての煙体験・消火器体験、研修室をお借りしてワークショップを開催しました。


今回は、(その2)です。

レスキューロードを挟んで赤い扉にある出動準備室。
それぞれのロッカーに必要な装備が入っています。

当番の方のロッカーの前には、すぐはける・着れるように抜け殻のような形にされていました。
(洗濯の時には相当迷惑な形ですが、こうして時短をはかっているのですよね)

ここのプリンターから、出動の指令書を受け取り、出動します。

救急車は、名古屋市民から支援していただいたものもあります。


救急車の中の設備は、どの救急車も同じにしてあるそうです。

消防車は、タンク機能のあるものとポンプ機能のあるものとあり、水を運んで消火活動するときには、タンク機能を使うとのこと。
消火栓がそばに無くても、消火活動できるとは知りませんでした。
車庫の上に張ってあるワイヤロープは、訓練のためのものだそうです。
このロープの上を渡る訓練もするそうです。スリリングですね。

機会があったら体験してみたいです。
庁舎の一番海側にそびえたつこの数字が書いてある棟は、登る訓練をするところになります。
ここを、7~8秒で上まで上るそうです。
全国大会もあるとか・・

大会には出られませんが(当たり前ですね♪)、ここも上ってみたいと思いました。

その3 に つづきます...


2015年1月29日木曜日

女性のための防災リーダー養成講座(第7回)・・・(その1)

 年をあけた平成27年1月21日(水)、女性のための防災リーダー養成講座の第7回目は、昨年12月から稼動した陸前高田市消防防災センターを会場に、新しい施設見学、施設を使っての煙体験・消火器体験、研修室をお借りしてワークショップを開催しました。

内容が盛りだくさんだったので、連載(2回で終わりかもw)させていただきます。

講座の前に、消防所長からご挨拶、更に消防防災センターの概要を説明していただきました。

 陸前高田市に住んでいても、「広報りくぜんたかた」に掲載されていても、なかなか読まなかった内容も含めて、聞いた説明は興味深いものでした。


講座の流れを確認し、いよいよ施設内見学です。

通信指令センターです。この日、綾里の山林火災の対応に追われているなか、施設内見学をさせていただき、大変恐縮でした。


集会室は、カーペット貼りです。
今後の救命研修を行なうとのことでした。AEDの実習など、このスペースを使用して行なわれます。

防災資料室、ここに資料が収納されます。
ここの資料は、すぐ出せるように、書棚に並べられています。

庁舎棟は免震構造です。
免震構造は1階エントランスホールにあるガラス張りの部分から、見ることが出来ます。

1階のレスキューロードです。赤い扉の通路を挟んで向かいは、災害待機室・仮眠室です。

災害待機室には、自炊の出来る台所が完備されています。情報収集のためのテレビも必須です。

仮眠室は、2部屋に分かれています。
大部屋の男性用、2寝室に分かれた女性用、将来に備えての施設です。

長くなりそうなので、その2に続きます。